わたくし、政略結婚いたします!?


その後、マナーの先生がいらっしゃって、お昼まではマナーの授業。


食堂でお昼ごはんを食べてお茶を飲んでいたら、エディとメグが現れた。


このふたりが一緒なんて、珍しい。


ぼんやりとそんなことを考えながらメグとエディの話を聞く。


ふたりが一緒に現れたのは、今日の夜行われるパーティーの説明のためだった。



午後は15時まで引き続きマナーと文化、歴史の授業。


それが終わったら、パーティーのために着替えやら何やら色々やらなければならないことが山積みらしい。


淡々と説明されたけど、取り敢えず忙しそうだな、としか頭に残らなかった。



……頭が、ぼーっとして。



「アリア様、では夕方、レナルド様がご帰宅されたらすぐに城に向かうことになりますので、それまでに準備お願いしますね」


「わかったわ」



私が頷いたのを確認して、エディは食堂から出ていった。


< 45 / 260 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop