野良猫の飼い馴らし方。
「何。」
聞く必要もないだろうけど、一応、微笑みながら首を傾げた。
「お前さぁ、【ノラ】だろ?」
1人にそう言われて、首を横に振るわけにはいかなかった。
あたしは正真正銘、繁華街の野良猫、ノラ。
「そうだけど?」
正直に答えれば、3人組はニヤニヤして掴む腕に力を入れる。
「一緒に遊ばねぇ?」
キモチワルイ…
「あんた、あたしを知らないの?ノラは男と寝ないのよ?」
怯えなんて見せないように、あたしは強く言い放つ。
…でも、体は正直で。