契約彼氏-ニセ彼氏-

不思議な感じ。

こうしていると、まるで本物の恋人みたいだ。

もっと和樹のことが知りたい。

いろいろ話して欲しい。

私が話しかけようとした瞬間、「トモぉ!」と名前を呼ばれた。

顔を向けた私は凍りつく。

和樹の後ろ、入り口で席を物色していた5人組の1人が私に笑顔で手を振っている。

理沙だ。

一緒にいるのは郁子。

最悪だ、瀬戸君もいる。

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