冷たいお兄ちゃんと禁断の恋
すれ違い









ガチャ



玄関のドアが開く音と共に、私は目覚めた。

辺りは明るい。





私、寝てた…?




リビングの床。

どうやら泣き疲れて寝てしまったようだ。





さっきのドアの音はきっとお兄ちゃんが出た音だろう。














ゆっくりと起き上がる。


床の上で寝ていたせいで体が痛い。







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