冷たいお兄ちゃんと禁断の恋


私の言葉は途中で終わった。





「お…お兄…ちゃん…!」





私がぶつかったのはお兄ちゃんだった。











「は?誰お前。俺に馴れ馴れしくしないでくれる?」













お兄ちゃんは冷たかった。



まるで他人みたいに。









なんで…?


せっかく今朝、話し掛けてくれたのに。




これからもっと仲良くなれるかもって思えてきたのに…








どうして?






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