冷たいお兄ちゃんと禁断の恋

「今日は…一緒にご飯食べようね」




こんな状況でこんなことを言い出すのはきっと、私くらいだろう。


だけど、何でもいいから話したかった。










「は?誰がお前と一緒に食べるの?ふざけてんの?」






お兄ちゃんから返ってくる言葉はいつも傷つく言葉ばかり。








けど、
無視されないだけ嬉しかった。












私はおかしい。


こんなに冷たい言葉を言われてるのに。










私はもう狂ってるんだ。




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