薇姫/獣帝
「栄養だけを体に入れる為に琉稀が自分で作ったものだ。」
「は?
栄養だけ?ぇ?
自分で作った?は?何言ってんの?」
お前が何を言ってるんだ。
「すげぇー…のか?」
尚が首を傾げながら聞く。
「凄すぎだろ」
「本当ですよ」
陽は呆れた目で尚を見て、恭輔は驚いた顔で私をじっと見ていた。
「………食えよ」
來哉は眉間にシワを寄せながら私を見ていた。
『………無理だから、コレをつくったんだろ』
私は來哉に目を向けずに空になったポーチをバッグに入れた。