薇姫/獣帝
数分後、校門前にいつかの車。
私はソレを見て溜息を吐いた。
「琉稀、溜息吐いてどうしたんですか」
恭輔が苦笑しながら聞いてくる。
『……色々疲れた』
「……まぁ…そうですね」
恭輔も階段を降りる皆を見ていた。
恭輔と私も皆の後に続いた。
紘は尚に無理矢理どっか行かされてたけど。
校門に行けば皆はもう乗り込んでいて、恭輔と私もすぐに乗った。
運転手は案の定、亮太。
ミラー越しにまた目が合って亮太はニコっと笑っていた。