純~Love Story~愛
それに 来るなら来るって

何にも言ってくれなかったっていうか
メールも二三日一方通行で・・・・・


今日の私は最悪

興奮気味の 忍先生と別れて
家路に急ぐ気にもなれずに……


ウダウダと地下鉄の連絡通路を歩いていた。

「蘭ちゃん」

驚いて振り返る。


早川がスーツ姿で立っていた。

「あれ?仕事?」

「そ 休日出勤 これから飲みに行くんだ。」

「そう。」


早川が私の後ろ側に視線を移して

「オウ!!!」と声を出した。

「ちょうどよかった?まだ遅くなると思ってたから
時間つぶしてたんだけど~~」

女の声に振り替えると
茶髪の巻き髪をした 若い女性が笑顔で立っていた。


「来た?」早川が言うと

「うん うん 来た来た!!!」「

「声かけた?」

「かけれるわけないじゃん。」

「じゃあね 早川~~」

私は その女性に一礼して その場を去ろうとしたとき

「翔さんの別居中の奥さんだよ。」

早川が私の腕をつかんだ。
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