浮気性の彼女の秘密
「え?」
「ねぇ…誰なわけ?」
弁当を食べ終わったのか
花梨は横から俺の腰に腕を回して抱きつきながらスマホを覗き込んできた
「し、知らねぇ…勝手に俺のID教えた奴がいてそれでラインが来た」
「その人ブロックして」
「ブロック??」
「……は?なに?嫌なの?その女とラインしたいの?」
「いや、したくねぇけど…ヤキモチ(笑)?」
ニカッと笑って花梨の顔を見ると
「………キモッ」
「痛っ!」
わき腹をつねられた