俺の太陽
「優太、……好き」



俺の胸の中で呟いたこの言葉に、トクンと胸が高鳴る。



「俺も好きだよ」



もう一度重なった唇は、さっきのような抑えは全くきかなくて……


キミの全ての熱を奪うように激しく舌を絡めた。



「…んっ…」



キミの口から漏れたこの甘い声に、もう、気持ちが抑えられなくなった。



「絢華、好きだ」



そう言って、キミの額にキスを落とす。


そのままキミを抱き上げ、俺のベッドまで運んだ。


頬を赤らめ、艶やかな瞳で俺を見上げるキミに、ドキンッ……と心臓が跳ねる。


こんなに色気のある女だったか?


こんなに、熱い瞳を持っていたか?


久しぶりに間近で見たキミは、吃驚するくらいに色っぽい女の姿をしていた。
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