俺の太陽
「うん。……大丈夫だよ。優太の初めてがあたしで嬉しい」



だけど、俺だって……



「俺も、絢華の初めてが俺で嬉しいよ」



頬を緩ませたキミが、愛しくて愛しくて。


少し茶色掛かった、柔らかいキミの髪を、そーっとすくように撫でる。


俺を見上げるキミの艶やかな表情に、もう我慢がきかなくなった。



「絢華、……愛してる」
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