犯罪コレクターの独白
「四月二日に、そのようなことを伝え、もしもの場合、私に秀俊君へ真実を告げるよう、頼んで去っていった。それともう一つ、願いがあるから考えてくれるよう、言われた」


一旦、目を閉じ、空を仰ぐ王様。

私も倣うと、鉛色の雲が一面を覆っていた。

日本の関東地方と変わりない空だ。


「その時の剛志は、堂々としていた。父親の威厳を、しっかりと持っていた」

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