犯罪コレクターの独白
じっくりと味を噛み締めるように、口を動かす。

苦い、という事実に変化はない。


母にも不審に思われてしまうだろう。

そう考えた私は、再び人気のない時を見計らってコンビニのゴミ箱へと、ガムを放棄した。



これが、私の犯した、初めての罪だった。

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