恋愛運UP?女子力UP!!

好きになってしまった!

(Side翔太)

俺、中島翔太は陸上の幅跳びってゆう
競技で全国1位になったことがある。

夢だったインハイでまさかの1位。
そんときはすっごい嬉しかった。

でもそんぐらい嬉しかったことが
入学式の次の日の部活動紹介でおきた。



―――――――――――――――――


「はぁ~。まぢで嫌だから。なんで俺が
 女の服着ないといけないんだよ」

「しょーがないでしょ。
 笑いとれるから大丈夫だって」

そういいながら部員が俺に
女用のユニホームを着せてきた。
なんで俺がこんな格好で1年の前に
でないといけないんだよ・・・。



「今から陸上部の紹介を始めます」

俺がウィンドブレーカーを
脱いだら・・・・・。


「わ――なにあの人」 「きゃ―――キモー」
「めっちゃおもしろ~い」

ってめっちゃ笑われてるし。
ほんと最悪。なんでこんなとこで
笑い物にならんといけんのかーや。

浦田のやつ爆笑してるし。
あいつ後で絶対こらしめてやる。

でもその中でたった1人だけ
俺のことを笑いもせずにがん見
してくる女がいた。

その時俺は、


――――一目ぼれしたんだ――――

そいつから目が離せなくて。


「おい。翔太なにやってんだよ。
 はやくこっちこいよ。発表終わったぞ」

「あ、ごめん。」

「なになに、かわいい子でも
 いたのか~?」

「はぁ、そんなんじゃねーし!」

「なんかあやしぃ~。
 おい、翔太いえよ。白状しろ」

「ほんとなんもねーから。 
 ちょっと黙ってろよ陸斗」

「ちぇ~。おもんね~な翔太」

っていって陸斗は
後ろにいた部員と話し始めた。

陸斗とは小学校から一緒。
はじめはすげー仲悪かったけど
一回大げんかしてから
お互いあやまってそこから
大親友っていえるぐらい仲良くなった。
陸斗はおれにとって大事なやつ。






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