人な私と機械な君と
少女は使った食器を台所に置き歯磨きをするために洗面台へと向かう。軽く歯磨きを済ませ寝癖との第2ラウンドへと事を進める。この少女の髪は一癖も二癖もある髪質のようでなかなか寝癖が直らない。苦戦しながらも4ヶ所程直しはしたものの後5箇所も残っている。

そうこうしている間に少年がテレビと朝食を終え歯磨きをしに洗面台へとやって来る。

「まだやってたのそれ・・?」

少女は余計なお世話だと言っているかのように目で語っている。

少年はちゃっちゃと歯磨きを済ませ学校の支度をしに行くなか、少女は最後の寝癖を精一杯直していく__。

___・・・時刻は8時10分前になろうとしていた。

少年は支度と持ち物チェックを済ませランドセルを背負い、玄関で靴を履いているなか少女はというと・・・__。

「やばいやばいやばい!」

と焦りながらドタドタと玄関に大急ぎで向かって来るのであった。
すぐさま靴を履き替え扉に手をやる少女を少年が呼び止める。

「ね~ちゃん鍵!!帰ってくるの僕の方が早い!!」

慌てて鍵を弟に渡し玄関の扉を勢い良く開ける。

「じゃあ、行ってきます_____!!」

そう言って彼女は学校へと走り出していった________。


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