焦れる身体
「じゃあ 見せてよ」
高木は ニヤニヤ笑いながら 真姫の身体中を見る。

「な、なんで…」

「行こっ 俺んち 近くなんだ。親いねえから」

手を引かれて立ち上がり、二人で走る。

さっきまで 嫌で仕方無かったのに、誰かに見られないように走るのは なんて刺激的なんだろう。


時々 振り返って 高木が真姫を見る。

そんな顔で見ないで…。視線だけで犯されてしまう。

真姫の身体は ジリジリと疼き始めて。

イケないことだと判っているのに、手を離すなんて出来なかった。

…早く… 早く… 高木を私の中に突き立てて…

真姫の頭の中は もうそんなことで一杯になっていた…

…了
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