海賊王子ヒースコート

ヒースコートの言葉に頷くようにジャッキーは一声鳴くと、優雅に旋回しつつ海上の船に向かって飛行。


「どこへ連れて行くのですか!?降ろして下さい!」


アイリーンが涙目でヒースコートを睨みつけた。

「悪いが、きけない頼みだな」


ヒースコートは淡々と言った。

「そんな…!?私をどうするつもりです…!?」


徐々に近づいてくる海原。

小さくなっていくクオーツ島の民家。


「お前をどうするかは、船長次第だ」


ヒースコートが答えた瞬間、ジャッキーが急降下した。

すでに船出したブラックエンジェル号に追いつき、広い甲板に三人を降ろす。


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