荒れ球リリーバー
セイ、緊張してるんだ。
感じ取った時には、応援席から立ち上がってあいつの名前を叫んでいた。
『セイッッ!!』
驚いた顔をする周囲の人達。
その視線に内心恥ずかしさを覚えながら、こちらをジッと見る誠一郎に話し続けた。
『絶対勝って!』
きっと、今日の勝利は繋がるから。
『約束守ってよね!』
夕焼け空の下。
小指を結び付けて交わした、あの約束に繋がるから。
想いを込めた声に、誠一郎は白い歯の覗く照れくさそうな笑顔と共に左手拳を天に突き上げる姿を私に見せた。
想いが通じたんだと思った。
しばし中断されていた試合は、再開された。
マウンドに立つ誠一郎は、深呼吸をしてから真剣な瞳で大きく振りかぶった。
左手から繰り出される勝負の一球は、今大会最高球速128㎞のストレート。
感じ取った時には、応援席から立ち上がってあいつの名前を叫んでいた。
『セイッッ!!』
驚いた顔をする周囲の人達。
その視線に内心恥ずかしさを覚えながら、こちらをジッと見る誠一郎に話し続けた。
『絶対勝って!』
きっと、今日の勝利は繋がるから。
『約束守ってよね!』
夕焼け空の下。
小指を結び付けて交わした、あの約束に繋がるから。
想いを込めた声に、誠一郎は白い歯の覗く照れくさそうな笑顔と共に左手拳を天に突き上げる姿を私に見せた。
想いが通じたんだと思った。
しばし中断されていた試合は、再開された。
マウンドに立つ誠一郎は、深呼吸をしてから真剣な瞳で大きく振りかぶった。
左手から繰り出される勝負の一球は、今大会最高球速128㎞のストレート。