【完】I LOVE YOUが言えるまで

美緒と高倉をくっつけようとしているのが見え見えです。


「じゃ、決まりね。
それじゃ、買い物はね…」


涼子と真理子は、話をさっさと進めていく。


そんな中、美緒は高倉にこんなことを…。


『高倉、嫌だったら断っていいんだよ。
買い物なんて面倒くさいでしょう』


「俺、別に嫌じゃないですよ。
俺も参加させてもらうんだから、それくらいはやりますよ。気にしないで下さい。
美緒さん、明日何時に買い物行きますか。
会社まで迎えに行きます」


と高倉は行く気満々なのです。


こんな高倉を見て、真理子と涼子は顔を見合わせてにやける。


「それじゃ、買い物はビールを三ケース、あっ、このメンバーでの初呑み会なので、シャンパンで乾杯しないとね」


”おい、おい…、もう何回このメンバーで呑んでんだよ…。今日も呑んでるし…”


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