【BL】腐男子な俺の恋フラグ


その間に俺はどうしてもご馳走を目の前に我慢が出来ず、豆腐サラダをパクリ。.........サラダでも美味い。
そしてついつい波に乗りそのお隣さんのチキンをパクリ。............美味い。
さらにさらにそのお隣の餃子もパクリ。うまっ!こうなるともう止まらなくなって台所から戻ってきた律に言いつけを守れなかった事がバレた。




「槙、行儀悪い」



「律の料理は世界一!」




しかし今の俺には料理以外関係ない!
あ、ヤバイ。味見のつもりだったからいただきますしてねー。
律が温めた煮物をテーブルの上に置くと、俺はきちんといただきますをして他の料理を温めてくれている律を待たずに食べ始めた。




「うはー!律と同室で本当に良かった!」




一通り食べ終え、胃袋も一段落した頃。俺は律に感謝を述べる。




「律、本当にありがとう!」



「...別に」





さすがクール嫁。今日の律さんは何故か優しい。というか本当はいつも根は優しい。友達思いの良い奴だ。あー俺今マジ幸せ。
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