スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】










「…あの、ボクが図書係になったもう一人です。」










「「「「「えーーーーーっ!?!?」」」」」




クラスメートの叫び声が教室内に響き渡った。
そして先生が遠慮がちに橘くんに訊いた。


「えーっと、そのオマエは...?」


「橘くんですよ、先生。」


「あ、そうか。頼んだぞ、橘!」

「はい。」



本当にあまり喋らない人だなぁ…。





「橘くん、よろしくね!((ニコッ」





表面上はニコニコしてるけど、内心、心臓バクバクだよ!
さっきからうっすら気配は感じていたけど、、、橘くんだったなんて。。



…にしても、橘くんも不幸だねぇ。。


不細工な私と隣の席になって、不細工な私と図書係にもなって...。

……かわいそうに。。


こうして、HRは終わった。














< 17 / 295 >

この作品をシェア

pagetop