永遠の恋。〜恋の四角〜



しつこい女は、簡単に俺から離れて


図書室を出ていった。


…助けてくれたのか。


いや、偶然?


「…大丈夫?ごめんね、私の友達なの」


「…いや、こっちこそ助かった」


「許してあげてね。ああいう子だから」


…フワッと笑う彼女。


「…何で助けたんだ」


「た、助けたっていうか…困ってるように見えたからかな」



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