永遠の恋。〜恋の四角〜



「まぁー、本当に可愛い子ね」


「…か、可愛いだなんて」


「真琴からよく聞いていたわ。あなたのこと」


「えっ?」


ど、どうして………。


「あ、あの!真琴くんは…」


「………」


真琴の母は少し黙った後、光を中へ入れた。


「…中にいるわ」


そう言って、リビングに向かった。





………………。


向かった先には、


真琴の写真と遺骨箱が机の上に置かれていた。


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