永遠の恋。〜恋の四角〜



お兄ちゃんと同じように


私から消えていった彼。


…真琴くんの声が聞きたい………。


『光』って、優しい声で呼んでほしい…。


でも、それはもう叶わない。


………わがままだよね。




真琴くんと、約束したのに…。


笑顔を、見せるって…。


「…ごめっ…ん…、真琴くんっ………。私…笑えないよぉ…」


光がその場に崩れ落ちると、


真琴の母は涙を流しながら


真琴の写真を自分の胸に押し付けた。


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