永遠の恋。〜恋の四角〜




真琴の家から出た光は、


真上にある空を見上げながら歩いた。


…涙がこぼれないように。


こんな状態で………


幸せになんて………………。


廉、私は廉の為に幸せになることを


願ったほうがいいの…?


もう、廉の傍にはいられないの…?







「…ただいま」


家につくと、母がリビングまで出迎えてくれた。


「…おかえり、光。…って、どうしたの?」


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