永遠の恋。〜恋の四角〜



「そうよ。今、裕真はいないけど…幸せよ」


…お兄ちゃんがいないのに、幸せ………?


どうしてなの………?


「光にね、大事な話しがあるの」


母は、出来立てのココアを光に渡して


話し始めた。


「…裕真と光は、昔から喧嘩ばっかりしてて光がよく泣いていたのよね」




何を話すかと思えば、


急に光と裕真の幼いころの話を始めていた。


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