10年後も…〜song for you〜

「真琴ー。健は?」

「え?し、知らないよ。何であたしが」

祐樹くんをキッと睨んだ。

お願いだから、やめて!


ひとりで焦っていると、

「私、電話してみるね」

絵里さんが携帯電話を取り出した。


私は、チラッと正面の道を見た。


健らしき姿はまだ見えない。


健、遅いなぁー。



やっぱ、あたしが歩いて来るべきだったんだよ…。





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