イケメン女子の学園生活1【完】

起きてんのかよ…はぁ

『はよ、リス君』

「ほぇ?リス君〜?僕の事??」


あ、
しまった…寝ぼけ頭でついつい口走った
あーやっぱ朝は駄目だなぁ…
イライラしやすいし


『…何でもない。てか、浅井何時に起きたの』

「リス君はよくわからないけどー、泪って呼んでよ♪」


いや
質問に答えろよ…

名前で呼ぶのは、いいとして


『泪、何時に起きた?』

「きゃ〜〜さっくんに名前呼ばれちゃったぁ〜☆」


ウフフと笑う泪が可愛くない
何かクッソ憎たらしいのは何ででしょう?



『答えろ、糞が』

「!?、ぇーっと、6時くらいかな…ぁ」


おろおろと俯きながら答えた泪
6時!?
テメェら起きれねーじゃねーのかよ(怒)


『……お前ら、朝弱いんじゃねぇ「おはよん、さっくん♪」…のかよ』


言葉を遮ったフラミンゴも後ろから抱きついてきた
何だよ何だよ!

キレるぞ糞がぁぁ


翔がグイッとフラミンゴを退かしたのでキレなかっけどね
イライラはしてる


『……はよ。随分と朝が早いこどで』


ニッコリ黒(笑)をプレゼント
ざまーみろって視線を向けている翔君も我ながら黒いね(笑)



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