**課のシンデレラ 続


「××駅、××駅。」




あ、降りないと。




ドンッ!




「きゃっ!」




痛たたた…。




「すいません。大丈夫ですか?」




頭の上から降ってきた声に頭をあげる。




「あ、大丈夫です。
ありがとうございます。」




差し出してくれた彼の手をとって立ち上がる。
だが、立ち上がって手を離さず私の顔をじっと見つめる彼。




ん?どうしたんだろう?
…もしかして、私の顔に何かついてるとか?




「あ、あの…?」




< 38 / 229 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop