隣の席の俺様ヤンキー


・・なんか、この空気嫌だなぁ。


一番最初に口を開いたのが、祐也さんだった



「絢香ちゃん、図書委員どうだった?」


「え・・あ、楽しかったです」


「そっか。大変だと思うけど頑張って」


「はい。」


そこから、また訪れる沈黙



結局、私の家につくまでそれ以来会話はなかった




「じゃあ、また明日もよろしくおねがいします」


「うん、またね」



車のドアを閉めようとしたとき「おい。」と後ろの席の蓮から声がかかった



「は、はい・・?」



「明日、じっくり聞かせてもらうから」


・・なにをですかー!


とりあえず「うん」とだけ言って、ドアを閉めた



明日が怖いな___。
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