隣の席の俺様ヤンキー

あっという間に、全ての女の人の名前を消し終わり

あ行に残っている、私の『絢香』という文字だけが、残った



「わかった?俺の気持ち」



「蓮・・私も大好き。」



思いっきり、蓮に抱きついた
なぜか、今度は嬉し涙までがでてきて__


そんな私を「よしよし」なんてペット扱いしながらも私を慰めてくれた




夕日で照らされた影は、1つに繋がった


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