SトロベリージャM
「ど・・どうしたの?拓斗君、大丈夫?もしかして何か知ってるの?」


実野里の瞳が、鋭く光った。


「い・・いや・・。知らないよ。ははっ、ダイ兄と同じ名前だから、面白くなっただけ。」


ダイと玲を見ると、視線を合わしながら、深刻そうな顔をしていた。


(えっ?どうしたの?皆の反応が何か変?)


「あの・・どうかしたの?」


ダイが、急にいつもの笑顔に戻った。


「いやぁ、玲が飲みすぎてるような気がして、睨んで脅しただけだ。気にするな。ごめんな、力になれなくて、俺たちはそいつのことを知らないようだ。」


「あぁ、そういうことだったんだ。謝らなくていいの。大地はそう簡単に見つからないって、わたし自信が一番分かってるから。」


ダイは、急に席を立った。


「俺、ちょっと外の空気吸ってくるわ。」


そのあと、3人で食事を楽しんでいたのだが、実野里は飲みすぎたせいか、少し眩暈がしたような気がした。


「ごめん、ちょっとトイレ行ってくる。」

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