SトロベリージャM
大地は詳しく聞こうとしたが、扉越しの声に邪魔された。


「ダイ兄まだぁ~?」


実野里はそれ以上何も言わず、拓斗に答えた。


「もう、準備終わったから、入ってきて大丈夫だよ。」


玲と拓斗は、Tシャツにジーンズというラフな格好だったが、それが更に2人の美しさを浮き彫りにしていた。


2人は、実野里を上から下までじっくりと見ていた。


実野里の顔は、赤く染まっていった。


「えっ!?あの・・何かゴミでも付いてる?それか、格好が変とか?」


2人は、揃って悪戯な笑みを浮かべた。


(うわっ!最強の美悪魔コンビ・・。ダイも並んだら、美悪魔トリオだ・・。)


「実野里ちゃん、昨日見たときより、綺麗になったね。」


「えっ!?変わったところなんてないよ。」


「いや、昨晩、ダイ兄と過ごしてから、雰囲気が変わったよ。」


(嬉しいけど、2人ともズバズバ言い過ぎだよ!!)


「べ・・別に何もたいしたことなんて・・なぃょ・・。」


モゴモゴ喋っていると、さっきまで、しょげていたはずのダイが、大胆に割り込んできた。


「ある!!たいしたことあるぞ!!」




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