SトロベリージャM
歌い終わって、きょとんとした子どもたちを見ながら、愛しの夫を想った。
何年経っても、気持ちが色あせることはないだろう。
「ガチャッ」
急にドアを開ける音がしたので、わたしたち3人は驚いた。
「実野里、ただいま。」
そこに立っているのは、毎日毎日一緒に過ごす愛しいあなた。
だけど、この音楽と歌詞が報われるのは、今日のようだ。
「大地、おかえり・・。」
大地の手には、ジャムの瓶が握られていた。
「どうしたの?部屋にジャムを持ってきて。」
大地は、美しすぎる悪戯な笑みを浮かべながら、わたしに向かって近付いてきた。
そして、目の前に立って言った。
「新しいジャムを、秘密で考えて作ってみたんだ。」
見てみると、ストロベリージャムの中に、色とりどりの粒が混ざっていた。
「これは?」
「ストックの花びらを砂糖漬けしたものさ。実野里の好きな苺とストックの花を合わせたジャムだ。味見してみるか?」
何年経っても、気持ちが色あせることはないだろう。
「ガチャッ」
急にドアを開ける音がしたので、わたしたち3人は驚いた。
「実野里、ただいま。」
そこに立っているのは、毎日毎日一緒に過ごす愛しいあなた。
だけど、この音楽と歌詞が報われるのは、今日のようだ。
「大地、おかえり・・。」
大地の手には、ジャムの瓶が握られていた。
「どうしたの?部屋にジャムを持ってきて。」
大地は、美しすぎる悪戯な笑みを浮かべながら、わたしに向かって近付いてきた。
そして、目の前に立って言った。
「新しいジャムを、秘密で考えて作ってみたんだ。」
見てみると、ストロベリージャムの中に、色とりどりの粒が混ざっていた。
「これは?」
「ストックの花びらを砂糖漬けしたものさ。実野里の好きな苺とストックの花を合わせたジャムだ。味見してみるか?」