名探偵アルション・ジョン ~彼氏がいるのにマラソンで
走りたくない
マラソンなんてこの世から無くなってしまえばいい。
新鮮なもぎたてイチゴを急いでたっくんに食べて貰いたいというのならまだわかるが、そんなに急いでいるのなら私は自転車に乗る。

なんならタクシーにも乗っちゃうゾって話。なにが10㎞マラソンだよ。んなものは将来マラソン選手になる人間だけでいいじゃないか。私は将来声優になりたいが全クラスが一堂に会して誰が一番可愛い声をだせるか大会なんてやるのか? やらないね。普通やらないよね。これは完璧な職業差別だよね。多くの人があたりまえすぎて疑問にも思わないのが質が悪いよね。いじめや体罰よりもたちが悪い。とにかく、貴重な青春時間を長い距離を走ってつぶす。そんなことするエネルギーを勉強とか恋愛とかにね。たっくんこれ、どうやってとくのー。これはだね。すらすらすら。うわーたっくんすごーい。希実子ちゃん。ちゅーをしてくれたまえ。えーはずいってばよ。ちゅー。もー。ちゅー。



これ! こーれ!コレが青春なのよさ。むにゃむにゃ
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