どうしようもない幼なじみに…



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 ドンッ

 部室の壁に体を押さえつけられた。

「何でそんなに…桃花っちのこと傷つけてるんすか!」

 涙目の凌太の顔が目の前にある。

「知るかよ…。ただ、桃花の顔見てると…苦しくなって…」

 俺は答えた。

「そんなけっすか…?そんな理由で、桃花っちのこと傷つけてるんすか!?」

 俺は凌太の腕を掴んだ。

「俺は、桃花にマネージャーやめろなんて言ってないからな。あいつが勝手に言っただけだ」

 俺は壁から体を離した。

「それだって…大和っちの言葉が原因なんじゃないっすか!」

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