そばにいるよ。


「まぁ、紗姫が俺に、惚れるのもそう長くないだろうけど。」






「はぁ?あっあり得ないから…絶対。」






「その強がりが、いつまで持つかな〜」






クスクス、と笑いながら、私の反応を楽しむかのように、妖艶な目で見ていた。






絶対に………好きなんて、ならないんだから。






そう強く思った、一週間後の朝だった。










< 22 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop