空から舞い降りた天使
「ちょ、ちょっと待って!!あの…ちょっといい?」



その子は透き通るような、真っ白な肌に、大きな瞳。


「あっ、早崎先輩…ですよね〜」



「私のこと…知ってるの?」



「はい。一年の憧れの先輩ですから〜」



そんなこと言われたんじゃあ、いいにくい。



「あっ、先輩、私に何か?」



「うん、単刀直入に。
山下先生に言い寄られてるとか…?」



「言い寄られてたら、嬉しいですけど、反対に言い寄ってます。でもダメで…。」



「可愛いのに…ダメなんだぁ。」



「はい。山下先生、彼女いると思うんです。聞いても、はっきりしないんですけど〜。」



「そう。彼女ねぇ〜」



「早崎先輩〜でも、なんで、山下先生のこと…?」



「ううん、何でもないから、忘れて〜。」




少しつづ、悪い噂を消せばいい。



あかねは山下のいる体育館に自然に足が動きだしていた。




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