空から舞い降りた天使
「お母さん、私、調子が悪くて、帰ってきたんよ。」


「あかね、高山の言うことを毎日聞いて、いい子にしていてちょうだい。」



「私は明日からまた、フランスにいかなきゃあ、いけないから。」



「ふ〜ん、今度はフランス?」



「そうなのよ。」



「…いい子?」



「そう、あなたは、勉強もできるし、問題も起こした事なんてないし、お母さん、安心して、仕事ができる。お父さんだって、そう。私達の大事な一人娘だから。」




「明日からまた、いないんでしょ?
…何がいい子?反発しないで、はいはいってきいてるから、いい子なん?」




「あかね、どうしたの?」




「私はお父さん、お母さんが思っているような、いい子なんかじゃあないの。」



お母さんにわかってほしい。



本当は


寂しくて


おかあさんと話がしたくて

寂しいのに。




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