向日葵のような笑顔の君へ
それからだった。




お母さんが俺に暴力を
振るうようになったのは。






「あんたの顔はあいつに似てて
イライラする!」





ーバシッー





「ごめんなさいッ…痛いよ…」





何発も殴られ蹴られの繰り返し。



けど、それでもお母さんが
好きだった。



世界でたった1人のお母さんだから。






そんなある日。




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