竜王様のお約束
コクリュウは、思いっきり怪訝な顔をして2人を睨んだ。
「コウリュウ様に仕返し?」
キリュウは更に慌てた様子で、コクリュウに取り繕う。
「違うよ、コクリュウ。
嫌だなぁ・・・アハハ・・・アハ・・・アハ・・・。
陛下に仕返しなんて、あんな立派な方に、あるわけない。
なぁ、シリュウ?なぁ?」
シリュウを肘で軽くつつき、同意を求めるキリュウに、シリュウは面倒臭そうに頷いた。
キリュウは間を置かず、コクリュウに畳み掛けるように、持ちかける。
「コクリュウ。
お前、ハクリュウ王陛下を、ことのほか敬愛していたよなぁ?
もし、コウリュウ様が本当にハクリュウ王を暗殺したのなら、悔しくはないか?
確かめて、みたくはないか?」
「何を言い出すんだ。
そんな事、あるわけないだろう!
コウリュウ様がハクリュウ王陛下を暗殺するだなんて!」
「じゃあ何故、頻繁に人間界へ降りる必要がある?
寵姫に会いに行っている、と、考えるのが、最もだろう。」
コクリュウは咄嗟にキリュウの言葉に、言い返す事が出来ずにいる。
「コウリュウ様に仕返し?」
キリュウは更に慌てた様子で、コクリュウに取り繕う。
「違うよ、コクリュウ。
嫌だなぁ・・・アハハ・・・アハ・・・アハ・・・。
陛下に仕返しなんて、あんな立派な方に、あるわけない。
なぁ、シリュウ?なぁ?」
シリュウを肘で軽くつつき、同意を求めるキリュウに、シリュウは面倒臭そうに頷いた。
キリュウは間を置かず、コクリュウに畳み掛けるように、持ちかける。
「コクリュウ。
お前、ハクリュウ王陛下を、ことのほか敬愛していたよなぁ?
もし、コウリュウ様が本当にハクリュウ王を暗殺したのなら、悔しくはないか?
確かめて、みたくはないか?」
「何を言い出すんだ。
そんな事、あるわけないだろう!
コウリュウ様がハクリュウ王陛下を暗殺するだなんて!」
「じゃあ何故、頻繁に人間界へ降りる必要がある?
寵姫に会いに行っている、と、考えるのが、最もだろう。」
コクリュウは咄嗟にキリュウの言葉に、言い返す事が出来ずにいる。