恋の扉をこじあけろ
わたしに背を向けて作業を始めた的井先生を、好きなだけ眺める。
後ろ姿も素敵だな。
背中広い。
髪型も好きだし、肩のラインも好き。
体つきが最高だと思うのよね
って、変態かわたしは!
変な考えを吹き飛ばすためにふるふると頭を振ったところで、タイミングよく的井先生が振り返った。
やば。
思いっきり見られた。
「どうかした?」
「な、なんでもないです…」
せっかく引いてきていた頬の熱が、一気に蘇った。
ああ、もう。
絶対変な女だと思われた。
恥ずかしいよ!