恋の扉をこじあけろ


あげるとしても女友達ばっかりだったしな…


「今度はいつ予約してあるの?」


「19日。例にもれず水曜日」


「チャンスじゃない。渡しなよ」


本気で言ってる?


「14日から一週間近く離れてますけど」


「遅れちゃってごめんなさいでいいじゃない。チョコはチョコなんだから」


強引なところは実に冬実らしい。


いいのかな、それで。


迷いながらも、先生のためにチョコを用意するのに惹かれた。



ここんところそういう甘い気分でバレンタインのチョコなんか選ぶことなかったし…。

先生のことを想いながらチョコを用意するという、甘い気分に浸ってみたい。


「渡してみようかな、チョコレート…」


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