これがいわゆる逆ハーなのか!?
こりゃすごい!!驚いた!!
「黒豆と白ごはんしか入ってないじゃぁああああん」
何だよ黒澤の野郎っ
「黒澤って何でも得意だよね!」とか言われてどやぁと
言わんばかりにこちらを見てきた割には
嫌がらせですか(゜Д゜)
「なに、1人で食べてんの?」
奴等が現れた。
「黒澤!!黒豆と白ごはんとは何事だ!!」
「あ、その黒豆僕が煮たんだ。旨いだろう」
そして黒澤ドヤ顔スマイル。
確かに美味しい!!悔しいけど
でも黒豆ばっかり入れることないじゃない
「食べる人いないの、お嬢様」
「ほっとけやい」
「群れに属さないと生きていけないでしょ。女はさ」
綾瀬がパンをもさもさ食べながら言う。
確かにそうだ、と思った。
「俺図書室とか行ってみたいんだよな!!」
「あー、何かミジンコについての本を借りたいとか言ってたな」
「更衣室とかな!!」
「あそこ臭いらしいよ」
「まじ?」
そんな会話を聞いて笑って。
楽しいと思った。