ねえ、『好き』だよ?
一ヶ月間、この班びみょォにいいかも♪と思って、勉強や学校生活をしていた。

(ん!?)

あたしは、違和感を感じた。

(あたし、宏樹のこと好きなの・・・?)

なぜか、宏樹が輝いて見える。

(ヤダッ!あたしは、幸一筋なのにィ・・・。)

でもそんなことは、おかまいなしに、宏樹をいつものようにイジっていた。

「きャはははは!」

そんな声が教室に響いていた。

なぜかかわいそうに見える。

(え・・・?なんで・・・?)

家に帰って、自分を責めた。

「なんでアイツ見たいのがすきなの!?」

次の日・・・。

眠ーい、眠ーい朝が来た。

あたしは、いつものように、
着替えて、ご飯を食べて、歯を磨いて、のんびりして。

そんなことしてる暇がないッ!
遅れそうだよォ!!

(遅刻は、絶対になくそう!!!)

「いってきまあーす!」
「はい、いってらあ・・・あ!!」
「なに!?」
「書写セット!!」
「早くゥー!」
忘れ物とは・・・あたしらしいな~♪
といってる暇もない!!

「今度こそは、いってきまーす。」
「はいはーい!」
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