†captivity†(休載)


オガタシン

アズマサトル



この二人の名前、そうだ、危険人物として有名な二人。



「お、お、おがっ」

「緒方だ。この前壁破壊してやっただろ?」

「おま、が、なんでここにっ……」

「俺基本善良な人間なわけだ。わかるか?サボりはするけど、陰湿でねちっこいこーいうのは嫌いなんだよ」



近くにいた男の襟首を掴んで引き寄せる。



「でもまぁ、世間的にみりゃ不良の類だろうからなぁ、嫌いな奴になにもしないほど人間出来てねぇわけよ。わかるか?」

「……」

「おまえ等が次の『壁』になってくれたっていいんだぜ?」



ガタガタ、五人が恐怖で震えている。

僕も少し、震えていることに気付いた。



「今は逃がしてやろうか?ん?あとでひっつかまえるけどな。おまえ等の処分はそこのチビと話してから決める。顔も名前もとっくに知ってっから逃がさねぇよ?」

「……」

「わかったらとっとと俺の視界か消えろ。不快だ」



五人の逃げ足は、とてつもなく速かった。



──ちなみに、この時の5人が、デート中に会ってしまった5人だ。
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