俺がお前の生きる理由。(仮題)


「葵ちゃん。はじめまして。
桐生家専門医の藤野秋吉って言います。
よろしく。

昨日、だいぶ酷い目に遭ったみたいだったから、勝手に診察させてもらったよ?」



『・・・ぁ、ごめんなさい。』


「ん?何が??」




『迷惑、かけてしまって・・・』



「全然迷惑だなんて思ってないよ。」
謙虚だね~なんて笑って葵と話す秋吉。


「もう一度昨日の傷、診せてもらっていいかな?」



『ぁ、私、大丈夫です。』


「だめ。もし何かあってからじゃ遅いだろ?
すぐ終わるから。起きれる?」




『・・・はい、すみません。』





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