くるくる
くるくる
町の中心に、時計塔がありました。

その時計塔にはカワイイしかけがあって。

ある時間になると、
動き出す。


午後5時。

皆がオペラグラスを持って
集まる時間。


キキキ、とピンクの台が、
現れて。


カワイイお人形がでてきます。


くるくる、くるくる。
お人形はまるで人のように舞って。
くるくる、くるくる。
お人形はまるで人のようなつくりで。
くるくる、くるくる。
皆の前で踊り続ける。


午前5時。

町の中心に時計塔は現れて。

誰が作ったかわからない。

カワイイお人形が現れました。


くるくる、くるくる。

お人形はかつては少女だった。

くるくる、くるくる。

お人形は以前の姿を忘れたように。

くるくる、くるくる。

皆の前で踊り続ける。



美しい姿にこだわる少女がいました。

だけども皆は少女が居なくなったのに気づかない。

誰もお人形だとは気づかない。






END。
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