ぼっち君に恋愛宣言!



何事もなかったように

席を立ち、裏庭へと向かう



裏庭はきちんと掃除されてないのか

入り口付近に雑草が多いから

誰も近寄らない



1人で弁当を食べるには好都合



「・・・いただきます」



手を合わせてご飯を食べようとすると

俺が座っていたベンチの後ろから

走ってくる足音が聞こえてきた



何で後ろから?!

ビックリしながら後ろを見ると

明るい茶髪の女子が走ってくる



アイツは・・・



「そこどけよ!」



女の子の口から

罵声が飛んでくる



というか・・・

その女の子も突進してきそうな勢い

その前にいるのは・・・



「・・・え?おれ?」



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